俳優とカウンセラーの似ているところ
前回の記事で俳優とカウンセラーには近いところがあると書きましたが、
では何が近いのかというと、コミュニケーションが重要であるという部分です。
俳優は脚本にそって台詞を喋るのですが、
ただ喋るだけでは人間の会話には見えないものです。
相手の話を聞いて心で受け止める、自分の心から出た言葉を相手が受け取れるように渡す、
といったことをしなければなりません。
これは、普段は意識しなくても誰もがやっているコミュニケーションなのですが、
脚本の台詞となると急にできなくなってしまうものです。
カウンセラーも同様に、相談者さまのお話を聞いて心で受け止め、こちらの言葉を包み隠さずお伝えする、
といったかたちが理想ではないかと、私は思っています。
真心をこめたカウンセリングをやっていきたいです。